夢を実現するために一生懸命努力する・行動する。これ自体は素晴らしい事。ただ、それでいて夢を叶える人とそうじゃない人がいるのはなぜか?
挫折する理由
僕も含めて、夢を実現しようとして途中で挫折した経験のある人は非常に多いと思う。そんな時にどう思っているだろうか。
「やっぱり俺には無理だ」
「才能が無い」
「向いてない」
まぁ、この辺りが思考の相場だろう。しかし、これは実に勿体ない!
僕がこの3年ほど色々実験して、また観察してみて感じた事。それは、夢を叶えられる人は逆算力が凄い!という事実。
逆算力とは何か?
この事についてお伝えしたい。
夢を実現しようとするときに、恐らくほとんどの人が目標を立てると思う。目標とは、最終ゴールである夢に向かう途中の中間地点と定義する。
一つ想像して欲しい。海を航行している船が寄港する際の目印といえば、灯台。灯台の明かりを頼りに進行方向を確認し接岸まで至る。(ナビシステムが発達した現在はどうなっているかは分からないが、この記事のストーリー上そこは無視で)
接岸するまでの間、乗組員は船の舵を操作するわけだが、どのタイミングでどっちの方向に舵を切るかは当然ながら全て必然性がある。何も考えずにテキトーに舵を切っていたらぶつかったり接岸できない。この時乗組員は、どのくらい舵を切ったらどくらい曲がるかを計算しながら操作する。つまり、無意識に逆算しながら操作しているハズだ。全て、必然性がある操作である。
目標が達成する理由
なんでこんな例を出したかと言うと、夢を実現させるために行動する際にも同じ事が言えるから。
あなたの夢はどんな夢だろうか?それを達成するには、どんな人脈・スキル・お金が必要か。そして、夢と現実のギャップを把握しながら、今何が足りないか、それを手に入れるにはどうすれば良いか、当然これらの事を考えながら行動するハズ。これ、無意識に逆算で考えている。
問題はここから。逆算で動いているということは、一つ一つの行動に必ず必然性が無いといけない。今日のこの行動は何を得るためのものか?そしてそれを得られたら、次にどうつながるか?仮にこの問いに答えられないのであれば、あなたが取ったその行動は的外れである可能性が高い。ここで軌道修正できれば良いが、出来ない場合は夢への道から外れてしまう。
当然、途中で道に迷ったり、時にはこけてケガをしたり、あるいは騙されたり・・・(全て経験談w)。そんな状況になっても、必然性のある行動を取っているとすぐに軌道修正が出来る。
一番怖いのは、必然性が無い行動を続けてそれに気づかずに時間ばかりが流れてしまう事。ズレが大きくなればなるほど軌道修正は大掛かりになり、難しくなってくる。なので、そうならないためにも定期的に行動に必然性があるかどうかを確認する必要がある。
今取っている行動が必然性があるかどうかは、繰り返しになるが、
・この行動で何を得られるか
・その結果、次にどうつながるか
最低限この質問に答えらるかどうかが基準になる。そしてこれを意識する事で、仮にズレた行動をしている時の軌道修正が容易になる。
必然性のある行動の連続が、夢を実現させるための唯一の道だ。
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