ビギナーズラックを悟ってからが大切(下)

事例

ビギナーズラックシリーズ最終回の今回は、ビギナーズラックが起きる仕組みとそこで学んだ事を皆さんにシェアしたいと思う。

 

ビギナーズラックが起きる仕組み

まず、なぜビギナーズラックが起きるか。それは「気楽だから」というのが一番大きい。

初めて取り組む行動と言うのは、そもそも期待値が低い。これは自分自身の中の期待値も周りの期待値も。

そして気楽という事は余計な力が抜けている。これは非常に大きな要素だ。陸上競技の100メートルの一流選手を想像して欲しい。走っている時の正面からの映像のスローモーションを観ると、ほっぺたがプルプルと震えているのが分かる。これは余計な力が抜けている証拠。余計な力が入っていると、あの記録は不可能だろう。余計な力を抜くというのは、それくらい重要な事だ。

 

ハマった罠

では、僕が2年目つまり2019年に陥った罠とはいったい何だったのか。

簡単に言うと「自分の実力を大げさに評価していた」ということ。

ビギナーズラックとはつまり「まぐれ」。このまぐれを自分の実力だと勘違いしてしまっていた。どういう事かと言うと、実現ノートに書く内容やイメージする内容が、どんどん大きくなってきた。今振り返ってノートを見てみると、まぁこれじゃ実現するわけないよね・・・(笑)的な内容ばかり。書いたときの感情も覚えているが、ハッキリ言って焦っていた。そして本音から出てくる願望では無かった。つまり、周りに自慢するための願望だった。

本音ではなく、見栄やプライドから出てくる願望は実現しない。この重要な事実に気付いていなかった。結果的に、2019年に実現した願望はわずか5%程度だった。

しかし、この経験をしたおかげで、引き寄せの法則の本質を理解できたし、具体的な願望の実現の仕方など、気付くことが非常に多かった。

 

引き寄せの法則の本質とは

引き寄せの法則の本質を一言でいうと、「自分自身が今この瞬間どういう状態で過ごしているか」が最重要事項である。どういう事か。世の中の大半の人が誤解しているのだが、自分が持っていないものをイメージして引き寄せるのが、この法則の本質ではない。あなたの心の状態と同じ波動のものが引き寄せられるのが、引き寄せの法則の本質である。

音叉というものをご存じだろうか?音楽で使われるツールで、叩くと一定の波動で振動を始める。同じ波動を出す音叉を2つ以上並べてどれか一つを叩くと、少し時間をおいて他の音叉も振動を始める。これを共鳴という。引き寄せの法則の原理を超簡単に説明すると、この共鳴である。叩いた音叉が持つ波動と違う音叉は、決して共鳴する事は無い。

これをあなたの心の状態に置き換えてみる。分かりやすく、あなたの心の波動を「10」としよう。そして、引き寄せたい願望の波動を「80」とする。心が振動しても願望の波動と異なるので、願望が共鳴する事は無い。つまり、引き寄せられない。お分かり頂けただろうか?

つまり、心の波動を願望の波動と同じか近い状態にする必要がある。この心の波動を願望の波動に近づける方法は、もうすでにネット上に溢れかえっているので、あなたの性格や感性に合ったものを試して頂きたい。

 

最後に

僕が幸運だったのは、この事を経験を通して学べた事。つまり、頭で理解したのではなく体が覚えてくれた。

ほとんどの人は、上手くいかなかったらそこで諦めて行動をやめてしまうが、僕は元々が負けん気が強すぎる性格もあり徹底的に分析した。上手くいかないのには必ず理由があるので、それを体験できたことはラッキーである。ぜひあなたなりの方法を見つけ出して欲しい。

 

最後に僕が大好きな言葉を皆さんにお送りしたい。

「壁は、それを乗り越えられる人にしか出来ない」 Byイチロー

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