「深刻」と「真剣」は違う

実践

夢を追って行動しているとき、あなたはどんな顔をしているだろうか?

 

苦しい状況を楽しむ

挑戦とは、今までやったことがない事をやる行動。ということはつまり、どうしても不安が付きまとう。この時に重要になって来るのが、いかにその状況を楽しむか、ということ。

「はっ?何言ってんだ?」

はいはい、こういう声が上がるのは当たり前♪一般常識に照らし合わせるとおかしな事を言ってるからwしかしこれは、学校や会社では決して教えてくれない重要な話。

分かるよ。よ~く分かるけど、今日の内容を知れば深刻になるのが馬鹿らしくなるから♪

 

重要なポイントを一つ。

深刻になっている時の顔はどんな表情?への字口で眉間にしわが寄っていて、口角は下がっている。多分、こんな表情が相場だろう。少なくとも、笑っている人はいないと思う。この状態って実は脳にとっては非常によろしくない状態。

人間の脳には「前頭葉」という組織があり、脳の司令塔の役割を果たしている。そしてこの前頭葉は、笑顔の情報を受け取ると活発に活動することが知られている。もっというと「口角が上がっているかどうか」で活動具合が決まる。逆に言うと、深刻な状態の顔だと、前頭葉の働きを止めてしまう!

これは恐ろしい!

 

結論

これを踏まえた上で、結論を先に♪

深刻になっている時は、「出来ない理由(言い訳)を必死に探している

真剣になっている時は、「出来る手段や方法(可能性)を必死に探している

思考が真逆なのがお分かりいただけるだろう。

 

ここでさっきの顔の表情の話に戻る。

出来る手段や方法を考えてる時の表情は?多分、明るい表情のハズだ。

ちょっと想像して欲しいのだが、例えば重い病気で学校に来れないA君がいる小学校低学年学級の学級担任が子供たちにこんな質問をしてみる。

前提条件として、A君と学級の友達は仲が良いが、病状のせいでどうしても登校が難しい、という状況とする。

「A君が元気になるにはどうしたら良いか、みんなで考えよう♪」

この時の小学生の表情はどんなんだろうか?恐らく無邪気な笑顔満開で議論を始めるハズだ。

さぁ、あなたに質問です。この時の子供たちは「深刻」か「真剣」か?答えはもちろん「真剣」。ついでに言うと、学級担任の質問の仕方もイケている。

 

もちろん単純比較は出来ないが、これを社会人に当てはめてみる。

「総務部のAさんが重い病気で会社に来れない。どうすれば良いだろうか?」

この時の部下の表情を想像して欲しい。恐らく、笑顔は圧倒的少数だろう。みんな「深刻」に考え始め、沈黙してしまうだろう。

極端な例を出したが、普段の会議等の雰囲気の多くがこの状態になっている。この状態では、良いアイディアは絶対に浮かばない。なぜなら、無意識に出来ない理由を必死に考えてしまっているから。

お分かりいただけると思うが、まず質問の仕方が、学級担任と真逆。つまり、「〇〇出来ない」という言い方になっている。つまり、「深刻」になってしまっている。

※「そもそも、こんな質問をする上司はいない」というツッコミは、今回は無しとする。

 

苦しい時ほど笑う!

この二つの例からも分かると思うが、深刻と真剣ではここまで差が出てしまう。そして、ついつい人間は深刻になりがち。これは脳の仕組み上、意識しないとマイナス思考になってしまうのが原因。なので、真剣になるには、意識して出来る理由を探す癖を身につけることが重要。

そのためにも、一番簡単なツールである「作り笑顔」をお勧めする。何しろ、無料で出来る。笑顔で深刻になるのは無理だし、口角を上げるだけで前頭葉を刺激し脳に良い刺激を与えられるのだから、やらない手は無い。

大人になると、どうしても恥ずかしさが先に立ってしまって行動できなくなるが、ぞの場にいる全員が笑顔を作れば問題ないだろう。

普段から作り笑顔を作れる環境を作っておきたいものである。

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